昔のひとは、すごい!
毎年3月には莚内地区で『なのはな祭り』が行われています。
古賀の花でもないのになぜ『菜の花』・・・と思いませんか?
聞いた話ですが、その昔、筵内地区ではなたね油を採るために菜の花を
栽培していたことから、そのなごりもあり『なのはな祭り』を行っているとか・・・。
花見小学校の3年生は、理科の授業の中で『あおむし』を育てて、
その餌として使った『菜の花』について、さらに深く学習をすすめて、
『なたね油ってどうやって作るのだろう・・・』ということで、
実際に、なたね油を採る体験をしました。
集めた菜の花の種をフライパンでパチパチ音がするまで空煎り・・・
子どもたちのワクワクした顔
空煎りをした後、フードプロセッサーやすり鉢ですりつぶした物を
手ぬぐいに包んで、蒸すこと20分・・・。
ジンワリと黄色い色が布にしみだしていたら、今度は絞り出し
たくさんの種と、これだけの手間をかけても、取れる油はほんの少し・・・
なたね油を採ることがどれだけ大変なことなのかを学ぶことができました
子どもたちの心にはどんなふうに届いたのかなぁ・・・
これからも、こういった体験型の学習をいろいろやってほしいなぁ。と思う母でした。
tama