唐津街道

梅雨もそろそろ終わり? 雨が上がったので 以前から歩いてみたいと
思っていた 唐津街道の道筋を 歩いてみました。

出発点は 青柳宿  唐津街道は 参勤交代でも利用され 青柳宿は宿場町として
慶長10(1605)年頃から 約50年かけて整備されました。残念ながら 三度の
大火で 当時の面影は残っていませんが・・・

西(唐津側)の出入り口の役目をしていた構口(西構口)の遺構は残っています。
構口は 道路と直角に石垣を組み その上に白壁の練り塀を築き瓦を葺いたもので
県内では 他に木屋瀬宿と山家宿に残っているそうです。

青柳宿の中程にある青柳醤油屋 大正5年創業の老舗の醤油屋で 無添加に
力を入れ商品を作ってあります。 昨年 新商品の「梅ぽんず」が 
「ニッポンいいもの再発見!バイヤーズセレクション(全国商工会連合会)」
に選ばれました。観光案内所でも販売しておりますので 是非お試し下さい。
また近くには 明治9年創業の崎村蒟蒻店もあります。

町川原から新原へ (谷山川に架かる橋より)

新原地区にある 安武久三翁の碑  ”水” は ほんとうに 人々の生活に
いつも 深くかかわっているんですね。

さらに歩を進め 筵内地区へ 右手に医王寺が見えてくる頃には 周りは
すっかり 青々とした田園風景。 道路に沿って流れている小溝の水も
清流です。

鷺白橋を渡り トンボが群れ飛ぶなかを歩いていると 萩の花が咲いてました
秋の七草のイメージで 秋の花だと思いがちですが 夏に咲く種もあるようです。

一里塚を探して さらに歩いていると 鬼百合が咲いてました。
花の大きさ 丈の高さ 天を突くような茎の勢い 自然に咲く花の
生命力に感激したところで 今日の野行きを終えることにしました。
TERA